むし歯予防に大切なのはなに?
正しい歯磨きで歯に虫歯菌を増やさないことが大切です。
また、磨き残しの古いプラーク(歯垢)ほど強い酸で歯を溶かすので、上手に磨けていない部分がむし歯になりやすいと言えます。
そして食事の内容や回数を見直しましょう。ダラダラ食いは最も危険です!
食事の間隔をあけることによって、唾液のパワーでミネラルが回復(再石灰化)する時間を確保することがポイントです。
むし歯は治療済みだからもうむし歯にならない?
むし歯は治療済みだからもうむし歯にならない?
そんなことはありません。
治療済みでも今まで同様の磨き方をしているとまた同じところに虫歯ができることもあります。
定期的な検診で虫歯を見つけることもできますし予防にも繋がります!
歯周病の放置は危険!歯周病の4つのサイン
歯周病は歯茎から全身にまわります!歯周病と虫歯は口の中で起こる不具合の代表。
「なっているけれど、まだ大丈夫」と治療をせず放っておくと、恐ろしい疾病に繋がる可能性もあるので注意!
4つの項目に果てはまる方は歯医者へ!
また、下記に当てはまる方もご注意ください。
▫️朝起きたてき、口の中がネバネバする
▫️歯肉かむずがゆい、痛い、腫れる
▫️かたいものがかみにくい
▫️前歯が出っ歯になった。 歯と歯の間にすき間ができて、食べ物が挟まる
▫️喫煙習慣がある
▫️食生活や睡眠時間など生活が不規則だ
▫️歯ぎしりをすることがある
みなさまは何個当てはまりましたか?
むし歯や歯周病以外に気を付けることは?
食べ物や飲み物の酸によって歯が熔けてじう酸蝕(さんしょく)が最近よく見られます。
水とお茶以外のほとんどの飲み物は酸性なので、健康やダイエットのためにスポーツドリンクや健康酢を必要以上に頻繁にまた長年にわたり常飲すると歯にダメージを与えてしまうことがあります。
かんきつ類やドレッシングが原因になることもあります。健康志向はよいことですが歯にも注意ぎ必要です。
歯ブラシ、歯磨き剤の選び方
最近の歯ブラシは虫歯予防用と歯周病予防用で毛が異なるものが増えています。
まずは自分の目的にあったものを選ぶのが◎毛は普通~やわらかめのものを選ぶといいでしょう。
歯磨きと併用にしてフロスを使うようにしましょう。すき間に挟まった汚れがとれて清掃効果が高まります。
歯磨き剤は一家に1本ではなく、歯周病予防、虫歯予防など自分にあった薬用成分の入ったものを家族の一人一人選んで個別に使ってもいいかと思います。